坂本です。 >以前、ソフトバンクのアイフォンを購入したのですが >私には利用しにくかったので友達に譲り今回新しく > AUのアイフォンの購入を考えています。 この「利用しにくかった」ことがiPhoneの操作を支援する機能、たとえば音声合成を利用して操作をするVoiceOverの機能や文字を拡大する機能に関することだとすればSoftbankとAUのキャリアの間のさはほぼありません。キャリアは違えど外側のハードウェアの部分は同じものを使っているからです。 キャリア間のサービスや回線品質の違いということならば今まではAUの方ができないことがあったりしたんだと思いますが、これらはじきに改善されていくようですからいろいろよくなっていくかも知れませんね。 さて、VoiceOverという読み上げ機能でiPhoneはどれくらい使えるものなのかという話ですが、個人的には大変面白くて使っていて楽しいなあと思っています。PCの前にいなくても自分のポケットの中にいつもインターネットに接続できている機械があるってのはなかなか楽しいものです。 アメリカなどの海外の盲人たちの間ではなかなか実用的に使われているみたいですよ。調べると関連した記事やpodcastがインターネットでいくらでも見つかると思います。興味があるのならばそういうことも購入の前にやってみると楽しいし勉強になる思いますよ。 キーボードについてはおっしゃるように外付けのもありますが、スクリーンキーボードでも十分なれると打てるようになります。これについては海外の盲人も使っているようですから言語にかんしての問題はあまりないんだろうと思います。 残念ながら、現状は日本語の詳細読みの機能がありませんから、日本語での漢字交じりの文書を自身をもって書くことができません(一工夫するとかけなくはありませんが)から仕事など実用的に使えますか?という場合は難しいです。これは理解しておく必要があります。 ただそこを差し引いてもWebブラウザとして使うとかiPodとして音楽プレイヤーとして使う、SkypeなどのVOIP電話として使うなど楽しい使い道はあると思います。日本での視覚障害者のiPhoneユーザもふえつつあるようですよね。 マネーリーダーも日本のお札に対応しているAPPがありますがただしちょっと練習が必要かも知れませんね。また日本ではそもそもお札の識別が自分でできなくは無いですから場合によってはiPhone使うよりそちらの方が実用的かも知れません。アメリカドルなどは自分で識別できませんから大変便利に利用されているとか。 ところで、本体を手にする前に一度ここは読んでおいてどんなことになっているのかを知っておくと便利だと思いますよ。 iPhoneユーザガイドのアクセシビリティに関する部分です。 http://help.apple.com/iphone/5/voiceover/ja/iph3e2e2c13.html -- Mitsugu Sakamoto, Argv