みなさんこんにちは、神戸の佐藤です。 佐々木さん、ボイスオーバーの音声設定の件ですが、件名と内容が異なってきましたので、件名を変えさせていただきました。 ボイスオーバーの音声は複数設定出来ます。 読ませたい内容に合わせて、切り換えて読ませることが出来ます。 切り替えはローターで行います。 ボイスオーバーの音声設定は、設定アプリの一般-アクセシビリティから行いますが、設定箇所は二カ所あります。 ひとつめは、設定-一般-アクセシビリティ-ボイスオーバーの中にある、「スピーチ」です。 ここがボイスオーバーのデフォルトの音声を設定する場所です。 「声」というボタンを押すと、音声を設定出来ます。 kyoko、otoya、siri女性、siri男性といった音声から選択出来ます。 これらの音声にはそれぞれ、「拡張」という音声もあり、こちらの方がよりクリアな音声になっていますが、そのサイズが数百MBと容量が多いです。 これらをダブルタップすると、その音声のデフォルト音質(容量は少ないが音質が劣る)か、拡張を選ぶことが出来ます。 拡張の場合はダウンロードが必要で、ダウンロードボタンを押せば、音声をダウンロード出来ます。もちろん無料です。 ただし、WI-FI環境でないとダウンロード出来ないと思います。 ダウンロードが完了したら、その音声名をダブルタップして選択状態にします。 なお、ローターを回して表示される言語のうち、「デフォルトの言語日本語」としゃべるものが、ここで設定した音声です。 なお、設定-一般-アクセシビリティ-ボイスオーバー-スピーチでは、外国語も追加出来ます。 「ローターで選択可能な言語」にある、新しい言語を追加ボタンを押すと、様々な言語を追加出来ます。 ふたつめは、設定-一般-アクセシビリティの中にある、「スピーチ」です。 スピーチという項目は、このようにふたつあるのでご注意下さい。 ここでも「声」ボタンを押すと、音声を設定出来ます。 音声の中から日本語ボタンを押し、開いた画面で音声を選択します。 選択肢はひとつめの音声と同じです。 ここで設定する言語は言ってみればサブ音声です。 なお、ローターを回して表示される言語のうち、「日本語」としゃべるものが、ここで設定した言語です。 ひとつめの音声(デフォルトの音声)と異なった音声を選んでおくと、読ませたい物によって、ローターを回して切り換えて楽しめます。 例えば、デフォルトの言語にkyoko拡張、サブの言語にsiri男性拡張をセットしておけば、ローターの言語でこれらを切り換えられるようになります。 普段はkyoko拡張、Webページを読む時はローターの言語でsiri男性拡張を選び、男性の声で読ませるといったことができます。 ところで、言語をデフォルトの言語にセットしている場合、外国語が混在したページを読ませると、その外国語を自動的にネイティブで読み上げることがあります。 これはiOSの機能で便利と言えば便利なのですが、日本語のページなのに何か中国語のような、ヘンテコな意味不明の読み上げをする場合があります。 これは、ページの間違った文字コード設定に従ったために起こる現象で、言語をデフォルトの言語にセットしている場合に起こります。 このような時は、ローターでサブの音声、つまり「日本語」としゃべる方にセットすると、ページに指定された文字コードを無視して、強制的に日本語で読み上げてくれますので、ヘンテコな読み上げは直るはずです。 また、言語を「デフォルトの言語 日本語」にセットしていると、英語キーボードでは文字をネイティブで読み上げ、フォネティック読みはデフォルトの言語で設定した日本語音声で読み上げます。 言語を「日本語」にセットすると、文字もフォネティック読みも設定した日本語音声で読み上げます。 このように、言語や音声を設定すると、便利に楽しく使えます。 お試し下さい。